幕末の蘭学者、川本幸民は、ドイツの農芸化学書『化学の学校』のオランダ語版を翻訳した人です。この本は『化学新書』と題され、初めて化学という日本語が使われました。
それ以外にも幸民は、ビールの醸造やマッチの試作、湿板ガラス写真の撮影に成功するなど、数々の業績を残しています。身近なものに化学の知識は利用されています。
本日を含む1週間は「化学週間」とされ、全国でさまざまな化学に関するイベントが行われます。この機会に大人も子どもも、身の回りの化学に興味を持ち、知識を深めましょう。
社内では、
「川本幸民は知っていましたが、その功績までは知りませんでした。化学者の功績について、もっと学びたいと思いました」
「高校3年間理系で、有機化学まで学びましたが、化学を好きになれませんでした。しかし、今は、生活の中に使われている化学製品に興味があります。少しずつ、興味の幅を広げていきたいです」
「新聞で化学の日の特集をしていました。どこに化学製品が使われているのかがわかりやすく表示されていました。知識が増えて楽しかったです」
という意見が出ました。
化学の分野ではヨーロッパに遅れをとっていた当時の日本で、技術の発展ために努力した人たちがいたことを覚えておきたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀