Aさんは実家の母親のことで悩んでいます。一人暮らしをするAさんを心配して、週に何度も電話を掛けてくれるのですが、忙しいときは不機嫌に答え、けんかになります。
Aさんが恩師に相談しました。「もっと信頼してほしいし、子ども扱いしないでほしい……」。すると、恩師は「言いたいことを一つに決めなさい」と言いました。
一つだけと言われてAさんは悩みましたが、そのうち一つの言葉がひらめきました。「お母さん、ありがとう」。Aさんは、すぐに母親に電話を掛けたのです。
社内では、
「母親も年を取り心身共に弱ってきました。週末に実家に帰ると、いろいろと話してくれたり世話をしてくれますが、私から感謝の言葉を言うことはありませんでしたので、次に帰ったときは、口に出して伝えてます」
「実家に帰ると、両親が体を気遣ってくれるのはありがたいことです。私も子どもの成長を見守っていきながら、いつか『ありがとう』と言ってもらえるようになりたいです」
「『親の心子知らず』や『子を持って知る親のありがたみ』などの諺がありますが、親と子の関係は永遠のものです。お互いのことを思いやりながら、代々引き継がれていくものだと思います」
という意見が出ました。
自分のことを大切に思ってくれる人は時に口うるさいものです。そのため、煩わしく感じることがありますが、大切に思ってくれることに感謝する必要があります。ありがとうの気持ちを伝えましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀