「八風吹けども動ぜず」という禅の言葉があります。
八風とは、人の心を揺さぶる8つの事柄のことで、利益、衰退、陰口、名誉、賞賛、悪口、苦、楽を指します。
これら一つ一つの出来事に一喜一憂せず、どのようなときでも穏やかでいようという意味です。
この言葉は良い風が吹いたときにも注意せよと教えています。良いことがあれば謙虚な気持ちで周囲に感謝しましょう。そして、逆境のときは悲観せず、前向きに努力していくことが大切です。
社内では、
「良いときほどおごり高ぶって、足元歩救われるときがあります。良いときほど注意せよという教えを知り、昔の人はすごいと感じました。」
「勝手おごらず、負けて腐らずという諺もあるように、勝っても負けてもどちらも大切という考えは仕事でも生かせると思いました」
「人生、山も谷もあります。泰然自若として、良いことがあれば謙虚に頭を垂れ、悪いことがあってもくよくよしない強い気持ちを持ちます」
という意見が出ました。
仕事がうまくいくと、得意な気分になって「自分の力で成功した」と思いあがってしまうことはないでしょうか。しかし、たまたまそのような風が吹いただけのことと思えば、良いことも悪いことも冷静に受け止められるのではないでしょうか。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀