寒い冬は、温かい食べ物が一層おいしく感じられるものです。なかでも、屋台で食べるラーメンの味は格別です。
日本全国にラーメンが広がったのは大正12年の関東大震災がきっかけです。被災した人たちが一から始められる商売が、ラーメン屋台だったのです。
その後、戦争によって姿を消しますが、終戦後に再びよみがえりました。
ラーメンは震災や戦争で身も心も傷ついた人たちのお腹を満たしただけでなく、心まで温めたのです。
復興に尽力した人たちに感謝しながら、ラーメンをいただきましょう。
社内では、
「子どもの頃に家族で行った屋台のラーメンの味が忘れられません。今でも実家で家族が集まるとその話が出ます。よい思い出です」
「いまだに町内に毎週水曜日の夜にラーメン屋台が回ってきます。子どもも楽しみにしているので、時々買ってきて家で食べます。ラーメンは日本の文化ですね」
「震災や戦争の復興のためにラーメンが一役買っていたことを知って、感激しました。ラーメンで人を元気づけてきたことに思いをはせながら、ラーメンを味わいたいと思います」
という意見が出ました。
日本で今のようにラーメンが定着したのは、およそ100年前、中国の麺料理が東京で改良され、流行したのが始まりとされています。そんなに古くから日本人に親しまれているラーメンが現代の人の心も温めてくれていることに感動します。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀