築地市場は10月まであった公設の卸売市場です。かつてその仲卸業者売り場では、かつて4年に1度、店舗の引っ越しが行われていたのをご存じでしょうか。
店舗の位置によって売上格差ができるため、定期的に場所を抽選で決めるのです。設備は基本的にすべて取り壊しますが、時に必要な物を残す、譲り合いの精神もあったとか。
市場の人々は、小さなリセットを繰り返しながら、長い歴史をつないできたのです。今年8月には、豊洲での店舗位置を決める抽選が行われました。
社内では、
「築地で店舗のリセットが行われていたことを初めて知りました。変化にはリセットが必要なことを学び、社内にも取り入れたいと思いました」
「老舗の企業は膠着状態を嫌い、小さくても少しずつ改革を行うようにしていると聞きます。定期的なリセットで企業の永続性が保たれるのだと思います」
「今年は半年かけて思考のリセットを行ってきました。考え方や物の見方を買えるようにしてきたので、来年は開花できればいいなと考えています」
という意見が出ました。
長く続けていくためには、基本を守ることが大切ですが、時には今までの型を壊し、生まれ変わることも必要です。新年を迎える前に、身の回りにリセットできるものはないか、あらためて見直しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀