アメリカの心理学者、ロバートカプラン博士は、講義のビデオを2種類用意し、それぞれを大学生に見せました。
1つは「ユーモアを交えた楽しい講義」、もう1つは「淡々とまじめに進む講義」です。どちらも同じ講師が出演しました。
視聴後、大学生たちがビデオの内容を覚えているか調査したところ、直後はどちらの講義も覚えていましたから、6週間後にはユーモアを交えた講義のほうが、定着率が良かったのです。
仕事も同じです。楽しみながら取り組むことで新しい仕事も早く覚えられるでしょう。
社内では、
「『好きこそものの上手なれ』という言葉がありますが、楽しいことや好きなことなら吸収も早いですし、長く続けられます。楽しみながら学ぶことが大切だとあらためて感じました」
「学生時代を思い出すと、嫌いな授業はただ聞かされるだけのものが多かった気がします。逆にフィールドワークなどはいまだも楽しかったことを覚えています」
「難しい仕事も、できるだけ楽しみながらやるように心掛けています。そうすれば、興味を持って取り組むことができます。後輩にも進めている仕事の極意です」
という意見が出ました。
学生時代の授業で聞いた、先生の雑談が今でも心に残っているという人は多いでしょう。楽しみながらさまざまなことに取り組むことで、知識やノウハウを記憶する力もアップするはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀