本日、あるいは12月8日には全国の神社やお寺で針供養が行われます。
日常の針仕事で役割を果たしてきた針に感謝するとともに、縫い物が上達するようにという願いも込められています。
日本では昔から「物には命が宿る」と考えられていました。道具への感謝や優しさが感じられる、心温まる行事だといえるでしょう。
現在は家庭で針仕事をする機会も少なくなりましたが、道具に感謝する心は、持ち続けたいものです。
社内では、
「学生時代のクラブで使っていたシューズは、全て実家に残しています。当時の監督の指導が『物を大切にしないと上達しない』だったこともあります。当時の思い出がよみがえります」
「18年間乗り続けている愛車があります。維持費もかかり、燃費も悪いですが、愛着がわいて廃棄できません。乗れるところまで乗るつもりです」
「妻が筆供養に行くのについていきます。筆への感謝を伝えながら神社に奉納し、新しい筆をもらいます。物には命が宿っていると思います」
という意見が出ました。
物があふれる世の中ですが、「いつでも手に入るから」と粗末にしてはいませんか。道具は、最後まで大事に使い、手放すときも「今までありがとう」とねぎらいを忘れないようにしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀