
「良薬は口に苦し」という言葉があります。
よく効く薬が苦くて飲みにくいように、本当に自分のことを思ってしてくれる忠告は、聞くのがつらいものだ、という意味です。
言われたときは反発していた言葉も、経験を重ねるに従って、大事な教えであることが身に染みてわかってきます。かつての自分に忠告してくれた恩人に感謝したいものです。
同じように今自分が善かれと思って伝えている言葉が、必ずしも相手に届くとは限りません。いつかは理解してくれることを願って、粘り強く見守ることも大切です。
社内では、
「恩師の言葉は今になって理解できるものが多い気がします。忠告してくれた人の言葉に、あらためて感謝したいです」
「新入社員のころ、先輩に『人にいい顔ばかりしていたら、しんどくなるよ』と言われました。3年目のころ、あちこちにいい顔ばかりしていると、うまく利用されるようになっていました。さすが先輩だと感心しました」
「今は、忠告してくれる人がほとんどいないため、若いころ以上に真摯に受け止めています。後輩たちへ親身な指導を心掛けています」
という意見が出ました。
「昔はわからなかったけれど、今になってその意味がわかるようになった」と思い出すことが誰にでもあるはずです。できれば苦い薬ほど、ありがたく飲めるように努力しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀