義足や義手を作る義肢装具士の大崎保則さんは、30年近く続けているベテラン技師です。
病院事務をしていたとき、脚を失った患者に出会ったことが、この道を選んだきっかけでした。
国際協力機構のシニアボランティアとしてモンゴルへ行った際、左足を切断し、ふさぎこむ少女のために義足を作り、彼女に歩くことと希望を与えました。
失意の底にいる人の苦しみを少しでもやわらげ、新たな一歩を踏み出す手助けをしていきたいものです。
社内では、
「大崎さんのような大きな仕事はできませんが、自分の仕事の中でも身近な人を元気にできることに取り組んでいきたいと思います」
「義肢装具士の仕事がどのようなものか、どれだけ人に勇気と希望を与えているかを知る良いきっかけになりました。小さなことでも失意にいる人に寄り添えるようになりたいです」
「技術力だけでなく、コミュニケーション力や理解力が必要な仕事だと感じました。相手の気持ちを理解できる人間になっていきます」
という意見が出ました。
物作りが好きだった大崎さんは、義肢装具士の分野で「不自由な生活を改善してあげたい」と考えるようになったそうです。あなたの特技や好きなことは何ですか。誰かのために何ができるかを考え、努力していきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀