ロックバンド「キリンジ」の曲に『あたらしい友だち』という作品があります。東日本大震災で被災した子どもたちに向けて、2011年7月に配信限定のチャリティーシングルとして発売されました。
歌には、故郷を離れ、不安や寂しさを抱える転校生を思いやる言葉が綴られています。
被災地から新しい土地に移った子どもが、転校先で仲間の輪に入れてもらえず、孤立してしまうケースが問題になっていました。
8年がたった今も被災者が抱える問題はたくさんあります。風評被害に踊らされることなく、しっかりとした物の見方ができるようにならなければなりません。
社内では、
「震災から8年がたちますが、完全復興には程遠い気がします。大きなことはできませんが、『月刊朝礼』でも微力ながらも情報を発信し、多くの人に震災のことを忘れられないように努めていきたいと思います」
「風評被害は少なくなったとはいえ、まだ完全になくなったとはいえません。完全復興のためにも、これからも被災者を支えていきたいと思います」
「天災はどこでも発生しますし、いつ助けてもらう立場になるかもわかりません。被災者の苦労を分かち合い、お互いに助け合う心を忘れないようにしましょう」
という意見が出ました。
作詞を担当した堀込高樹さんは、「この曲は被災により住み慣れた土地を追われ、よそで暮らすことを余儀なくされている子どもたちのことを思いながら作りました」と述べています。助け合うことの大切さを、今一度再確認しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀