レーシングドライバーの佐藤琢磨さんは、2017年に世界3大レースの一つ「インディ500」でアジア人初の優勝を果たしました。
2008年までF1レーサーとして活躍した佐藤さんは、33歳のとき、インディカー・シリーズへの挑戦を始めました。優勝は40歳のとき、8度目の挑戦で勝ち取った栄光です。
佐藤さんは若い世代に、「一歩踏み出さないと何も見えてこないよ」と伝えたいそうです。諦める前に、自分にできることがないか考えてみましょう。
社内では、
「一歩踏み出すには勇気がいりますが、ほんの一歩でもいいので、前に進みたいと思います」
「佐藤琢磨さんの面接を希望した熱意に感動しました。佐藤さんを見習って、不利な状況でもものにできる強い精神力を持ちたいと思います」
「今朝、友人が独立するというメールをもらい、一歩を踏み出したことにエールを送りました。自分も何か挑戦しようと、心を新たにしました」
という意見が出ました。
佐藤さんが信念としている言葉は、「ノーアタック、ノーチャンス」です。「挑戦しなければ好機は訪れない」という意味です。佐藤さんは現在、レーシングスクールの校長として、挑戦する若者を応援しているそうです。