「好きなもの」は、人によって違います。友人と食事に行って、どのお店に入るか、どのメニューを頼むかで、意見が合ないこともあるでしょう。
そんなときは、「好みの合わない人と一緒にいるのはつらい」と思うでしょうか。「自分では選ばないものを味見する機会ができた」と喜ぶでしょうか。
好きなものだけ選べる環境は心地よいものですが、新たな可能性を失い、ワンパターンに陥る危険があります。時にはいつもと違う選択をしてみましょう。
社内では、
「ある本では、買いたい書籍の両隣にある全く違うジャンルの書籍を選んで買うことを勧めていました。それで知識の幅が広がるそうなので、今度やってみようと思いました」
「営業で昼食を外で食べることが多いですが、同じ店の同じ脂っこいメニューを食べることが多いです。しかし、これからは健康のことも考え、野菜の多いメニューを食べるようにしようと思いました」
「いつも珍しいジュースばかり買う同僚がいました。まずかったらどうするのと尋ねると、話題にもなるし、まずいということを知れるからいいというのです。好奇心を見習いたいと思いました」
という意見が出ました。
現代は、多くの情報の中から、自分の好きなものだけを選ぶことができます。その分、好きでないもの、興味のないものに触れる機会は少なくなっているはずです。あなたが今選ばないメニュー、本、映画、旅行先などは、知識を豊かにし、人間の幅を広げてくれるかもしれません。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀