Kさんは毎朝、通勤の道すがら、ごみ拾いをするのが習慣です。
社内でもその行いは知られていましたが、みんな感心するだけで手伝おうとする人はいませんでしたが、配属されてきたN君がKさんの行動を見ていて、協力するようになりました。
『論語』に「徳は孤ならず、必ず隣有り」という言葉があります。
「徳」のある人は、思いやりや品性を身に付けており、独りぼっちにならず、必ず理解者や協力者が現れるという意味です。
社内では、
「なかなか一人で良いことをしていてもバカバカしく思えることがありますが、必ず誰かは見てくれています。褒められたり、見返りがなくても、続けることが大切だとあらためて思いました」
「正しいと思ったことを一人でもやり続けるには勇気が必要ですが、Kさんのように、当然のように実践することが大切です。報われなくてもいい、好きでやっているのだからくらいの気持ちの方が続けられるかもしれません」
「新入社員はいろいろな雑用を頼まれますが、雑用と思うと成長しませんが、人の役に立つことという思いでやっていると成長できます。その気持ちが大切です」
という意見が出ました。
一人でも正しいと思うことは勇気を持って取り組むとともに、良いことを行っている人を見れば進んで協力するようにしていきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀