ノートルダム清心学園理事長を務めた渡辺和子さんは、さまざまな病気に悩まされたとき、医師からこのように言われたそうです。
「運命は冷たいけれど、摂理は温かい。きっと何か、今病気になる必要があったのです」
その言葉をきっかけに、どのような経験も結果的に自分のためになっていることに気づかされます。それからは「この苦しみは何のために訪れたのか」と考えるようになったそうです。全ての試練は、苦しみであると同時に、自己を向上させるための好機なのです。
社内では、
「これまで苦しいことがいくつもありましたが、その際、逃げずに取り組んできてよかったと思います。それが自分の糧になり、少々のことではへこたれなくなりました」
「渡部和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』は好きな書籍です。今の自分に必要なものを知るのに勉強になりました」
「20代を振り返ると後ろ向きになることもありましたが、これからは過去の自分も受け入れ、前向きな物の見方で日々を過ごしていきます」
という意見が出ました。
暗くつらい出来事に思い悩まされることは多々ありますし、立ち直れないほどの試練が訪れることがあるかもしれません。しかし、少し見方を変えれば、そのことによって自分が大きく変わる可能性もあります。乗り越えるまではいけなくても、今の自分に必要だったのではないかと、少しでも前向きに捉える気持ちを持つことの大切さを学べるお話です。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀