Eさんは、取引先のF部長が苦手です。新人のころミスをして、ひどく叱られたことを覚えているからです。昔の印象が残っているせいか、思い込みから抜けられないのです。
昔の印象を引きずったまま、その人のことを決めつけてしまうことはありませんか。
しかし、時とともに人は変わっていくものです。過去ではなく、現在、目の前にいる相手をしっかり見極めることが大切です。
社内では、
「新入社員時代、協力会社の部長にひどく叱られましたが、自分が成長した後は頼っていただけるようになりました。後から思えば、自分が未熟だったからだと思います。今を見ていただけてうれしいです」
「いまだに苦手な人は現れますが、苦手意識を持つ自分が嫌です。殻を破り、相手の懐に入るように変わる努力をします」
「第一印象が悪かった人でも付き合ううちに仲良くなる人もいれば、最初は好印象だったのに後から嫌になる人もいます。最初に与える印象も大切ですが、裏表のない生き方が大切だとあらためて感じました」
という意見が出ました。
苦手な相手のことは無意識に偏った見方をしてしまうものです。良いところに目を向ける努力をすれば、以前は見えていなかった部分が見えてくるのではないでしょうか。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀