『論語』に「民信なくば立たず」という言葉があります。
弟子から、政治において大事なことを問われた孔子は、「軍備・食料・民衆の信頼」の3つを挙げます。さらにそのなかで、強いて捨てられるものはあるかと問われ、「民衆の信頼」だけは、何があっても捨ててはいけないと答えたのです。
人の上に立つリーダーの心構えを説く言葉として、現在でもよく引用される一節です。
どのような企業も、従業員の信頼なくして成り立つことはありません。
社内では、
「私もリーダーですが、自分一人で努力していても部下には伝わりにくいので、大事なのはコミュニケーションだと感じました。心でつながることが大切だと思いました」
「信頼だけはお金では買えません。信頼をなくして社員がいなくなった事例も聞いたことがあるので、社員だけは信頼し続けることが必要だとあらためて感じました」
「信頼されるためには、相手も信頼しなければいけないと思います。信頼は相互関係で成り立つものですので、信頼し合える関係づくりが重要だと思います」
という意見が出ました。
お金や物品と違い、信頼は一度なくすと取り戻すのは容易ではありません。リーダーになる人は特に、肝に銘じておきたいことです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀