飲食店で働くAさんは、店長にいつも「基礎をしっかり身に付けるように」と言われています。
言われたとおり、基礎となる接客マナーや仕事の段取りを覚え、一通りのことはできるようになりましたが、それでも事あるごとに「基礎を大事にしなさい」と言われます。
「どれくらいになれば、身に付いたといえるのですか」と聞いてみると、店長は「無意識にできるようになった時点で身に付いたと考えています」と答えました。
それを聞いてAさんは、まだまだ自分は未熟者だと思いました。
社内では、
「仕事の段取りなども、繰り返し取り組むことで自然と身に付いてきます。基礎を身に付けてこそ、仕事の広がりができると思います」
「無意識の行動にも良いものと悪いものがあると思います。無意識に悪い行動を取っていないか、今一度自分の行動を振り返ろうと思います」
「家でも、子どもにすぐ片づけるように注意しますが、後ですると言われます。家ですぐにしなければ、外でもきっとしないと思うので、徹底して片づけは覚えさせようと頑張っています」
という意見が出ました。
何事も自然にこなせてこそ体得できたといえます。電話の応対などもいつの間にか自然にこなせるようになってこそ、体に染み込んだといえるのです。基礎を無意識の域まで染み込ませましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀