本日の朝礼テーマは「人を知らざるを患(うれ)う」です

2019年6月14日(金)

Hさんは、社会人3年目です。仕事が面白くなってきた一方、「自分は評価されていない」と感じることが増えてきました。
 褒められることより注意されることのほうが多く、不満が募ります。
 ある日、兄に相談すると、「論語に『子曰く、人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患う』という言葉がある。
 認めてくれないことを悩むのではなく、自分が人のことを知らないことを反省すべきだ」と言われました。
 Hさんは理解する努力をしようと思いました。

 社内では、
「入社3年目は会社に慣れてきて、仕事ができていると勘違いする時期です。そのようなときは、成長を求めて一つ上のランクの仕事に取り組むのが良いでしょう。そうすれば、先輩や上司の気持ちが少しは理解できるはずです」 

「上司の言い分、部下の言い分、それぞれあると思いますが、それならば相互理解する場を設けて思いを伝えあえばよいと思います。お互い、もやもやするよりいいのではないでしょうか」

「まずは評価を求めるより、会社やグループの中で必要な人間と思ってもらえるように、最大限に貢献することが大切です」

という意見が出ました。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀

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