ヒグマやツキノワグマは、生まれてから2年目の6月ごろ、母グマは子グマを熟した木イチゴの成る場所に連れていきます。
子グマが夢中で木イチゴを食べている間に、母グマはそっとそばを離れ、二度と戻らないそうです。
これを、東北地方や北海道などで狩猟を生業としてきたマタギは、「イチゴ落とし」と呼んでいます。
子どもは、いつかは巣立っていくものです。自立のために、遠くからそっと見守る覚悟を持ちましょう。
社内では、
「『8050問題』が世間で問題になっていますが、早く子離れさせないと世の中はよくならないことの証明だと思います。子どもが自立することで、親への感謝の気持ちも生まれると思います」
「最近中学1年生の長男が自己主張するようになってきました。手こずる半面、大人になりつつあることを感じてうれしく思います。妻をフォローしつつ、子どもの自立の援助をしたいです」
「学生時代、親から生活の援助をしてもらっていたことは、当たり前と思っていましたが、親の立場になると負担が大きいことが実感できます。自立してもらえるように、厳しくしつけたいと思います」
という意見が出ました。
厳しい自然の中で生きるクマにとって、イチゴ落としは、重要な成長過程です。いつまでも母親がそばにいては強く育たないことを、本能で知っているのです。人間もクマの習性に学ばなければいけません。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀