若手の落語家として活躍する桂福丸さんは、入門したばかりのころ
先輩に、「何もできないなら帰ったほうがいい」と言われたそうです。
大きなショックを受けながらも、「今できることは本当に何もないのか」と考えます。
その結果、「人よりも早く楽屋に行く」「挨拶をきちんとする」という2つならできると気づきました。
その2つを地道に続けることで、やがて目上の人に名前を覚えられ、仲間として受け入れられるようになったということです。
社内では、
「叱り方も大事ですが、叱られる側の受け止め方も大事だとあらためて思いました。これからは自分の成長につながるように考えられるようにしたいです」
「叱られたことを、素直に受け止めるのは案外難しいことです。落ち込みすぎたり、すねたりすることなく、真っすぐ受け止められるようになろうと思いました」
「若いころは叱られてつらいと感じることもありましたが、今になって思うと本当にありがたいことだと感謝しています。叱る側になった今は、ただ感情をぶつけるのではなく、相手を思う気持ちが重要だと考えています」
という意見が出ました。
叱られることは、つらいことかもしれません。しかし、期待されるからこそ注意されるのです。特に若いときは、叱られるうちが花だと考えましょう。大切なのは、「成長につなげよう」という自分の受け止め方なのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀