コピーライターの佐々木圭一さんは、お願いをするときは、要求をストレートに伝えるのではなく、「相手の好きなこと」を考えることが大切だと説明します。
たとえばファストフード店で「調理に時間が掛かりますので、5分ほどお待ちいただけますか」とお客さまにお願いする場合、「できたてをご用意しますので、5分ほどお待ちいただけますか」と言えば待ってもいいと思うというのです。
相手の好きなことは、相手の気持ちと言い換えることができるのです。
社内では、
「同じことでも、言い方ひとつで違う印象を与えることがあります。相手がどのように捉えるかを考えることが大切です。独りよがりにならないようにしていきます」
「接客業をしていたとき、延滞金の説明をする場合、『延滞金が発生しています』というよりも『後1日延びますとさらに追加でお金が掛かります』と言うと支払ってくれました。伝え方が重要だと思います」
「相手の好きなことを常日頃から観察して、考えるようにしています。そうすればいざというときにスムーズに発言できます」
という意見が出ました。
誰しも、相手の都合を押し付けられるのは気分が良くないものです。しかし、自分を思ってくれていることがわかれば、気持ちよく納得することができます。急いでいるとき、トラブルのときほど、相手目線の言葉を意識するようにしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀