2013年の柔道世界選手権で日本男子柔道の井上康生監督は、試合の前、選手一人一人に、激励の言葉を掛けたそうです。
「俺の監督初の世界チャンピオンになってくれ。約束だぞ」
「お前は世界一にふさわしい人間だ。誰よりも努力し、ひたむきにやってきた。自信を持て」など、それぞれに言葉を選び、勇気づけました。
井上さんは、選手を威圧するのではなく、心を込めた激励で勝利に導きました。
社内では、
「言葉も大切ですが、自分のことを心から思ってくれているかが重要です。心が乗った言葉は、パワーを引き出してくれます」
「井上康生さんと選手との信頼関係がわかるエピソードです。互いの苦労を知っているからこそ、言葉が心に響き合うのだと思います。そのような人間関係を築いていきたいです」
「人を激励する際は、人によって言葉を選びます。激しく激励してほしい人には熱く、静かに励ましてほしい人には大袈裟でない言葉を掛けます。思いやりを心掛けています」
という意見が出ました。
ここ一番という勝負のとき、緊張するのは誰でも同じです。特にその人を見守る立場の人は、本人以上に緊張するかもしれません。頑張ってほしい人に実力を発揮してもらうため、励まし上手な人でありたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀