Uさんの営業成績は最近ずっと右肩上がりです。忙しいながらも充実した毎日を送っていたUさんでしたが、ある日同僚にこう言われました。
「君は最近、調子に乗っているんじゃないか」。Uさんは冗談のつもりで「成績がいいんだから問題ないだろう」と答えると、同僚は黙って行ってしまいました。
夜、Uさんはふと祖父から教えられた「謙は尊くして光る」という言葉を思い出しました。順調なときほど謙虚でなければならないという意味です。
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社内では、
「人は順調なときほど、謙虚さを忘れて傲慢になりがちです。心掛けたい戒めです」
「営業ですので、仕事が取れたときは少し調子に乗ってしまうことがあります。そんなとき、先輩から注意されることがあるので、気を引き締めるようにしています」
「順調なときほど人の器がわかります。自分さえよければよいと思うのか、他人を手伝えるのか。困っているときに助けてくれた人は、その人が困っているときに救いの手が差し伸べられるはずです。謙虚な姿勢で接したいと思います」
という意見が出ました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という諺もあるほど、偉くなるほど謙虚にならなければならないと思います。仕事や生活が順調なときほど、謙虚な姿勢で臨みたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀