かつて「死の土地」といわれていた中国のクブチ砂漠は、現在は植樹によって緑が広がっています。それを成し遂げたのは遠山正瑛という日本人です。
鳥取砂丘の砂地農業の研究をしていた遠山さんは、72歳で中国へ渡り、77歳から本格的に砂漠の緑化に取り組みました。
当初、冷たかった地元の住民たちも、黙々と植樹をし、目標達成間際で黄河の大氾濫で木が流された遠山さんを見て、協力を願い出たのです。
諦めない心が、現在の緑地をつくったのです。
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社内では、
「小石が波紋を広げるように、一人の力が周囲の人に影響を与えた好例だと思います。小さな力でも諦めず、継続することの大切さを学びました」
「どん底に落とされたときに、住民が手を差し伸べるという奇跡が起こったのも、取り組み続けている姿を見せていたからです。コツコツと努力している姿を後輩に見せたいです」
「努力する姿勢は必ず誰かが見ています。もし手助けがなくても、諦めなければ、いつか誰かが助けてくれますし、もしも誰も助けてくれなくても信念があれば、やり続けられるのではないでしょうか」
という意見が出ました。
遠山さんは「やればできる。やらなければできない。続けさえすればいつかは成功する」という言葉を遺しています。実際にそれを体現された有言実行の人です。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀