明治の教育者、新渡戸稲造の著した『修養』には、日々のなかで自分の心を磨く方法がわかりやすく、かつ具体的に説明されています。
そのなかで、将来のために「金・体力・知力・徳」の四つの蓄えをするべきだという教えがあります。
「お金」「体力」「知力」は大切ですが、何より大切なのが徳を蓄えることです。徳があるとは優れた人格を表し、先の3つを生かす力を持つものです。
朝礼のスピーチに使える! 社員教育に役立つ『月刊朝礼』
社内では、
「新渡戸稲造は自分磨きの方法を、わかりやすく後世に遺しています。4つの蓄えの大切さがよくわかるので、これからは少しずつ実践していきたいです」
「これまでは同業社と話をする機会が多かったですが、最近は今までとは違う集まりに参加したことにより、物知りな人と会って刺激を受けています。4つとも不足がちですが、少しずつ幅を広げています」
「人生で一番大切なのは健康だと思いますが、人を思いやれない人間になってしまうと悲しいものがあるので、やはり人格者にはなりたいと感じています。修業の途中です」
という意見が出ました。
困っている人を見れば、敵味方なく手を差し伸べ、礼を尽くす。その精神は日本古来の武士道にも通じます。過酷な状況においても信念を貫いた艦長の強さを見習いたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀