ノーベル物理学賞を受賞した理論物理学者の益川敏英さんは、著書のなかで「1・5学べ」とアドバイスしています。
一つのことを真剣に学ぶことを「1」とします。さらに、少し性質の異なる分野を「0・5」くらいの力や情熱で併せて学ぶと良い、という意味です。
専門の分野を突き詰めると同時に、異なる性質の学問を半分くらいの力でのぞいてみる、そうすれば別の世界が見えてくる、と益川さんは説明しています。
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社内では、
「知人はどんな話でも幅広く知っているので、会話が盛り上がります。少しでも知識を増やす努力が大切だと思います」
「以前、車を買いにいった際、仕様について質問したところ、営業マンがよく理解されていませんでした。小まめに連絡してくれたり、新しい情報を伝えてくれたりはしますが、今一歩努力してほしいと残念に感じました」
「今は、まだ『1』を学びきれていないところですので、『1』をきちんと学びつつも、『0・5』も付加していきたいと思います」
という意見が出ました。
別の分野に目を向けるのは「横道にそれる」と思われがちですが、視野を広げることは重要です。できる範囲で違う世界をのぞくことにチャレンジしてみましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀