ノンフィクション作家の高野秀行さんは、大学時代からこれまで60カ国以上を訪れてきたそうです。そんな高野さんが海外で感じたことは、「親切にしてもらうことのありがたさ」です。
さまざまな国で、困っているときに何度も助けられました。そのたびに人の優しさを感じ、「後で必ず返そう」という気持ちになったそうです。「助かった。ありがたい」という経験が、人を思いやる気持ちを育ててくれます。
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社内では、
「日常生活の中で受けた恩を、次の人に送る恩送りが大切です。さりげなく、見返りを求めない、謙虚な姿勢で、優しさを次の誰かに送りたいです」
「日本人は恥ずかしがり屋で、人の優しさを素直に受けにくいものですが、次に誰かの手助けをできると考えれば、素直に優しさを受けることも大切だと感じました」
「海外数カ国に行きましたが、外国人全員が優しいわけではなく、親切でない人もいますし、海外在住の日本人の方が優しかった経験もあります。そのような行為ができる人間になりたいです」
という意見が出ました。
申し訳なさや恥ずかしさから、人の行為を遠慮してしまうことはありませんか。親切を学ぶためにも、時には素直に親切を受けることも大切です。そして、今度は誰かに優しさを返しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀