本日の朝礼テーマは「観見二つの目」です。

2024年7月8日(月)

江戸時代の剣豪、宮本武蔵の『五輪書』には、「観見二つの目」という言葉が出てきます。観の目とは全体を俯瞰する目、見の目は目前の敵の太刀を見つめる目のことで、特に観の目を強く持つようにと教えています。剣で勝つには相手の手元と全体の状況を把握する、観・見のバランスが大切なのです。ビジネスでも、自分の仕事だけではなくチーム全体に目を向けることなど、目の前と全体どちらも見えるようにしたいものです。

今日の記事を読んで……

「絵を描くときは遠くに引いたり逆さまにして見ることで、デッサンの狂いを確認します。こういった方法も観の目で見るために利用できるのではないでしょうか」

「『五輪書』では武術のトレーニングの心得として観の目の大切さを説いています。ビジネスではさらに現場に出て関わりを広げ、頭でっかちでない状況把握を心がけたいものです」

「木を見て森を見ず、ともよく言います。類似した意味の警句がいくつもあるというのは、それだけ全体の状況を把握することが大切だからだと感じました」

今日もわが社は、ツイてるツイてる!!

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月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。