朝礼スピーチの極意
長すぎても短すぎてもNGな朝礼スピーチ。
『月刊朝礼』では聞きやすい長さとして1分程度のスピーチを推奨しています。
人前でうまく話すにはどうすればいいかを考えました。
1分間で話せる情報量を把握する
『月刊朝礼』の記事を朗読すると、1本で約1分の長さです。実際に読み上げて体感してみましょう。
内容の組み立て方
朝礼のスピーチは、「自分の考え+その考えを抱くようになった理由(体験談)+そこから得た教訓+今後どうするかという目標」という要素を入れるとうまくまとまります。たとえば、「約束の時間は守るべき+私はこんな失敗をした+時間に遅れると信頼を失うことを知った+今後は必ず時間を守るようにしたい」。
脱線しないコツ
テーマは1つと決めること。内容の組み立て方でいう「自分の考え」の部分です。上の例でいうと「約束の時間は守るべき」という話の軸となる考えは、最後までぶれないようにしましょう。途中で、「時には約束を破ってもいい」もしくは「時間も大事だが明るさも大事」など、別の考えを入れると、話がわかりにくくなります。
話したりないくらいがベスト
話し始めると、あれこれつけ足したくなりますが、聴く側には蛇足になることもしばしば。「話し足りないな」と感じるくらいで終わるほうがきれいにまとまります。
まとめ
スピーチはすぐにうまくなりません。場数を踏むほど上達するので、毎日の朝礼でトレーニングしましょう。