『月刊朝礼』の使い方
『月刊朝礼』の使い方をご紹介いたします。
Step1
『月刊朝礼』を持って集合
朝礼の時間に1人1冊『月刊朝礼』を持って集合します。
Step2
朝礼開始の挨拶
今日の当番が大きな声で元気よく「おはようございます!〇月〇日〇曜日の朝礼を始めます。」と朝礼の開始を告げます。
Step3
参加者同士の握手とあいさつ
当番が「ともに働く仲間に感謝しましょう」と号令をかけ、参加者同士で握手します。お互いに「今日も1日よろしくお願いします」と元気よく声をかけあいます。
ヒント:リモートワークなど、手を握れない場合は握手をするポーズをとるとよいでしょう。
Step4
『月刊朝礼』の今日の記事を読む
当番は「〇月〇日〇曜日のページを開いてください」と言い、『月刊朝礼』の本文を、声を出して読み上げます。ほかの人も『月刊朝礼』を両手で胸の前で持ち、文字を目で追いながら聞きます。
Step5
今日の記事の感想を発表
『月刊朝礼』本文の感想を、各自が順番に1分で発表します。全員が感想を述べます。最後に当番がまとめの発表をします。
ヒント:他の人の感想を聞くことで、互いの価値観や考え方も知ることができます。
Step6
業務連絡を行う
簡潔に業務連絡や営業成績、今日のスケジュールを発表します。
Step7
社是や経営理念などの唱和
社是、社訓、経営理念、スローガン、営業目標などを唱和します。
Step8
朝礼終了の挨拶
当番が「それでは今日も1日、よろしくお願いします」と挨拶し、全員が、大きな声で元気よく「お願いします」と笑顔で答えて一礼し、朝礼を終わります。
朝礼の様子
使い方Q&A
Q
どうして『月刊朝礼』を1人1冊持つ必要があるのでしょうか。
A
当番の音読と一緒に手元の『月刊朝礼』を読むことで、記事の内容を理解しやすくするためです。本文を目で追うことで、単語の意味や文章の流れを正確に把握しやすくなります。また自分用の一冊があれば、家で記事をくりかえし読めます。記事内容や感想などで気づいた点などあれば、ページの下のメモ欄に書き残すこともできます。読み返すと毎日の成長の記録にもなります。先輩や上司との交換日記としても使えます。
Q
当番が『月刊朝礼』を音読する必要はありますか。
A
音読には、脳を活性化させる、気持ちが前向きになるなどの効果があると言われています。また、文章の切れ目を考えながら読むので、読解力の向上にも役立ちます。
Q
『月刊朝礼』本文の感想を発表するのはなぜでしょうか。
A
物事を自分事ととらえる訓練、発声やスピーチの練習、コミュニケーション活性化のきっかけになるためです。まず、感想を発表するためには本文を読んで「自分はどう感じたのか」「自分ならどうするのか」を考える必要があります。次に、その考えをまとめて話そうとするため、「物事を自分事ととらえる訓練、発声やスピーチの練習」になります。他の人の感想を聞くことで、その人の考えや意外な一面を知ることができ、コミュニケーションのきっかけになります。また、自分の考えをまとめて話す練習になり、人前で話すスキルが向上します。『月刊朝礼』が、1分間の感想を発表することをお薦めしている理由です。
Q
朝礼で業務連絡や今日のスケジュールを発表するのはなぜでしょうか。
A
全員の業務内容やスケジュールを聞くことで、業務など段取りよく進めることができるためです。
ほとんどの場合、仕事は誰かと協力し進めていくことになります。
あらかじめ他のメンバーの予定を確認しておくことで、事前準備やすり合わせを行うことができ、業務の効率がよくなります。
Q
社是、社訓、経営理念、スローガン、営業目標の唱和は必要なのでしょうか。
A
業務を行う理由や目標を再確認するためです。仕事に対する理念を声に出すことで、士気が高まりモチベーションも向上します。この仕事はどんな人の役に立っているのか、誰のための商品やサービスなのかを再確認し、自分の業務に誇りを持ちましょう。また、みんなで唱和することで、チームの結束が強まり、同じ方向を向くことができます。
こういった朝礼を行うことで、社内コミュニケーションの活性化やマナーやモラルの向上、知識や教養を磨くなど、質の高い社員教育を行うことができます。