【社員の読解力や集中力を上げるには……1人1冊のアナログ教育が有効?】社内の悩みを解決する朝礼

2025年01月14日

コラム

今日のお悩み

「ここ数年、若手社員の集中力が落ちているような気がします。ミスが増えたり、話を聞いていなかったり……。スマホの使用が悪影響を与えるという話も聞きますが、心配です」(販売業・社員数15人)

.最近はスマホの活用があたりまえになりました。特に若い世代では長時間の使用が日常となり、脳の情報処理能力が低下する「スマホ脳疲労」も指摘されています。ご相談のケースがあてはまるかはわかりませんが、スマホ依存のせいで、集中力が落ちている人が増えているのは確かです。会社が私生活にまで口を出していいのか……と思いつつ、心配になりますよね。

世界でも、デジタルツールの悪影響は懸念されており、2023年、スウェーデンはデジタル教科書中心の授業からアナログの教科書と手書きの学習への移行を表明しました。子どもたちの学力が低下しているという理由です。まだ引き続き研究が必要ではあるものの、教育先進国のスウェーデンが、読解力など基礎学力の向上には、紙の教科書での勉強が必要だと判断したのです。
※出典 
https://www.theguardian.com/world/2023/sep/11/sweden-says-back-to-basics-schooling-works-on-paper

『月刊朝礼』にもデジタル版はありますが……電子書籍はあくまで補助的なもの。
朝礼には1人1冊、本を持って参加することを推奨しています。

朝のひと時、アナログの冊子を音読する、またメモを書き込む習慣が、脳のトレーニングになります。
デジタル全盛の今だからこそ、朝だけは紙の本に触れてはいかがでしょう。

社員教育を始めるなら、紙のテキストで検討してみませんか。

朝礼にはさまざまな効果があります。まずは少人数で始めてみましょう。

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『月刊朝礼』は5冊からお得になります。

この記事の著者

梶谷 友美

『月刊朝礼』編集長

画立案、原稿作成、取材、写真撮影、デザイン、校正・校閲……。プロの技術と知識で本づくりのお手伝いいたします。イメージを形にするのが編集者の仕事です。著者が納得するまでサポートいたしますので、何でもお気軽にご相談ください。